都市型総合診療医とはなんでしょうか?
都市では多くの専門的医療が、比較的良好なアクセスの元で提供されています。でも、たくさんの臓器別専門医がいれば、それで健康問題は解決するのでしょうか。
病気は個人の臓器の問題だけでなく、家族や地域社会にも関連してきます。しかし、これまでは病気を、家族や地域社会との関連も見据えて統合的視点から対応することを専門とする医師はいませんでした。
この領域を専門とするのが総合診療医です
特に都市部においては多くの医療・介護の専門家と協力しながら、個人や地域の健康問題に対応していく能力が求められます。そのためには、急性期から慢性期までの様々な場面での知識と経験が必要になります。
静岡徳洲会病院は24時間365日稼働する救急外来に加え、急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、慢性期病棟を持ち、地域には老人保健施設、グループホーム、特別養護老人ホームを持ち、さらには訪問診療、人間ドック、検診、そして地域への医療講演を多職種と連携して行う事で、予防から慢性期までのシームレスな医療を提供し、この地域に貢献する事を使命としています。都市型総合診療医が知識を得て、経験を積むには最適の環境です。
病気は急性期が過ぎればおしまいではありません。患者さんの人生にとってはそのあとの方が長い時となります。山あり谷ありの状況を患者さんとともに乗り越えていくのは、難しさもありますが、実はそれこそがかかりつけ医としての醍醐味なのです。
私達と共に、かかりつけ医としての都市型総合診療医として地域に貢献していきましょう。
<理念>
<使命>